浮金石は、福島県郡山市と田村郡船引町にまたがる黒石山に産する斑レイ岩の石材名です。日本の代表的な黒御影でありますが、岩盤を切り出すわけではなく、山腹に露出する玉石を削って採石します。第2次世界大戦後しばらくは建築に使われていました。現在は墓石材がほとんどでありますが、弊社では浮金石の美しい特性を活かして、様々なインテリアデザイン製品、彫刻作品を生み出しています。 

「浮金石採石場」

職人の目と技により、茨城自社工場にて切削し加工されます。

浮金石は、漆黒に金を散りばめたかのような美しさを放ち、金が浮いているように見えることから、「浮金石」と名付けられたと言われています。